事の起こり
4月である、世は新年度真っ盛り。
一日の業務を終え疲弊しきった僕が帰路夕飯を調達に立ち寄る先でさえ、初々しいスーツ姿に身を固めキャッキャと買い物をする女子フレッシャーズの姿を目にする季節である。
生気を失った僕にあの若さは羨ましい限りだが、彼女達が社会の理不尽に揉まれ、瞳から輝きを失うのはそう遠くない未来であろう事を僕は予想してしまう。
嗚呼無情。
しかし死んだ魚の目をしているのは誰あろう僕であった。
そしてふと思う、「新しい事を始めよう」。
だが現実問題僕の懐は財政難だ、元手の必要な趣味を始めるのは難しい。
時間にも体力にも無理のない選択をしたい。
ならばブログはどうだ、世界的に遣り尽くされ目新しいものではないが、小学生の時分から文章を書く事の苦手な、宿題の日記すら三日坊主であった僕にはちょっとしたトレーニングになるではないか。
そしてあわよくば広告収入でお小遣いくらいは稼げないものか(まぁそこは副次的に捉え、無くて当然あったらラッキーくらいの期待にしておこう)。
斯くしてブログを始める指針を決定、近頃面白いと思った方のブログがはてなブログであった為、右も左もわからないまま先ずは始めてみる事と相成った。
ゆる~く継続できれば良しとしたい。